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スペイン、グラナダでバル巡り

自由が丘の料理教室〝 サロン・ド・キュイジーヌ エッセイエ・ヴ〟藤山朗子です。
毎年この時期に実行している、パリ+1ヶ所の旅、ことしはスペインに来ています。
スペインの一番南、アンダルシア地方の港町Malaga(マラガ)に滞在中。
マラガからバスで2時間弱、世界遺産・アルハンブラ宮殿のある街、Granada(グラナダ)まで遠足してきました。
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テーマはグラナダのバル巡り!
グラナダは、山間にあり、アルハンブラ宮殿のほかには大学のある街、また独特の食文化のある場所として知られています。

グラナダのバルでは、ワインやビールなどの飲み物を注文すると、オマケとしてタパ(タパス)がついてくるという楽しいシステム。
今回は5軒のバルをはしごしました。

・Tacon Framenco(タコン・フラメンコ)
街はずれのバスステーションからローカルバスを乗り継いで街中に到達し、なんだかよくわからないままウロウロしていて見かけたお店、フラメンコな雰囲気の女性二人が良い感じのフランクなお店でした。
タパはサラミと一口サイズの細い乾パン。この乾パン、カサカサしていて苦手と感じでいたのですが、アンダルシアのサラミや生ハムと一緒に食べるととても美味。
ビールとワインで4ユーロぐらい
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・Antigua Bodega Castaneda(アンティグア・ボデガ・カスタニェーダ)
街の中心、ヌエバ広場の近くにあるしっかりとした店構えのバル、外の席でいただきました。タパは、とてもオリジナルな感じの一皿。アンダルシアのチョリソとベーコンを炒めて、その脂をパン粉に絡め、上に甘くないメロンがのっている。これは真似したくなる気の利いたタパでした。
ワイン2杯で6ユーロぐらい
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・El Tabernaculo(エル・タベルナクロ?かな)
ぶらぶら歩き中、吸い込まれて入ったばる、ガヤガヤ賑わう活気のある雰囲気でした。タパはパンの上にピスト(ラタトゥイユのスペイン版)とうずら卵の目玉焼きのせ、それにポテトチップス添え。
ワイン2杯で5.4ユーロ
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・Nostal El Cascabel(ノスタル・エル・カスカベル)
駅へのタクシーを見つける前に、もう一軒と、裏通りで入ったお店。女性ひとりで切り盛りするお店。ワインを開けた後バキュバンしてたのはここだけ。コルク栓を差しっぱなしな感じのお店が多かったけど、ワインを開ける手つきも只者でない感じを醸してました。タパは、薄切りチーズをのせたパンに滴るほどにオリーブオイルをかけたもの、それに黒オリーブ添え。
ワイン2杯で6ユーロぐらい
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・Exit Granada(エグジット・グラナダ)
駅のバル。電車の時間まで少しあったのでビールで喉を潤しました。タパは、サラミサンドのパンと、お漬け物テイストな軽さがすてきなグリーンオリーブ。
ビール2杯で2.8ユーロ
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グラナダ、日帰りではなかなか味わい尽くせない。また今度行ってみたいと思う場所のひとつです。

アルハンブラ宮殿は、シーズン中は混雑が激しく、事前にネット予約でチケット入手が鉄則みたいですが、オフシーズンの今(12月中旬)は、直接行っても並ばずすぐにチケット購入可能でした。
見所が多く、走って回るのも気がすすまないので、今回はバッサリとカット。バル巡りを優先させ、アルハンブラ宮殿はサンニコラス展望台から眺めることに。
荘厳な雰囲気に圧倒され、しばらくの間じっと佇み眺めました。
アンダルシアに来たからにはアルハンブラ宮殿はどうしても必須科目かな?と課題こなす感覚も少しあったのですが、来てみて大感動。
アルハンブラどうしよう?と迷っている方には、ぜひいってみて!とおすすめしたいです。

by essayez-vous | 2017-12-20 07:45 | | Comments(0)

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by 料理研究家 藤山朗子