パリで食べるフランスの田舎風料理|レストラン情報|おばあちゃんの味

Paris(パリ)に来ています。

南フランスの、クレモンフェラン(お菓子のヌガーで有名)と、モンペリエ(大学のある街)の間に、ロゼール地方という場所があります。
その、ロゼール地方の、おばあちゃんの田舎料理が食べられるお店に行ってきました。

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ここは、もう何年も前に読んだ戸塚真弓さんのエッセイで取り上げられていたお店。
エッセイの中の価格表記がフランの頃なのでだいぶ前。本をコピーして切り貼りしたものを、パリに来るたび持ってくる“私のパリファイル”に入れ、何度も往復させていたもの。
いつも、行こうと思い立ったときにはお店が年末休暇に入ってしまっていたり...と、タイミングが合わず、今回ようやく訪れることができました。
今回も、着いてすぐはこのお店のことをすっかり忘れていて、いつものパターンになりかねない状況だったのです。
夜、ぶらぶら散歩をしていて、ふと入った路地にあったのがここMaison de la Lozère(メゾンドラロゼール)。
あっ!と思って中をのぞきこんだら、ディナータイムの最中。
そっと中に入り、忙しそうなお店の人の手が空くのを待ち、翌日のランチの予約を受けていただきました。

訪れたお店の中は田舎風のインテリア、空気もゆったり。
オーダーとりに来るのもサーブされるのも、すべてゆっくりペースでゆるゆると進みます。
ひとりでお食事されていたおじいさんは、食後酒も楽しんで、ほんのり赤い顔で私達にも手を振りながら出ていかれました。

ロゼール地方のワインは白とロゼだけ。とのことで、ロゼをチョイス。(近隣地域のワインもリストにはありました)
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前菜に選んだのは、ロゼール地方のシャルキュトリー(サラミやソーセージ類)盛り合わせ。
ミニサイズのカッティングボードに乗った素朴なパンも一緒に出してくださいました。
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メインは、トリップ。牛の胃と羊の腸間膜の煮込み。付け合わせのジャガイモがこっくりして美味しい。白ワインとタイムでオーブン蒸し煮仕上げにしてあるようです。
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それから、羊のローストとロゼール地方のパテを盛り合わせた、本日のおすすめ料理。

他にも色々食べてみたいものがありました。
また、木曜の夜は、郷土料理のアリゴ(じやがいもピュレとチーズを練り合わせたもの)が食べられるスペシャルナイトなのだそう。
それに、ロゼール地方にとても興味がわきました。
良質な木製品で有名な場所なのだそう。いつかきっと行ってみたい。
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レストランの向かい側には、ロゼール地方の物産品を売るお店もあり、ジャムをひと瓶買って帰りました。
迷いに迷って選んだのは桃と杏のミックスジャム。
果物の味と香りがしっかりと閉じ込められた、これまたおばあちゃんの味。
パリ滞在中のひとくちの幸せ。夜はチーズと一緒に。朝はヨーグルトと。それから、たっぷりバターと一緒にバゲットと。
どんどんいただいていますが、もし残ったらもちろん大切に持って帰る予定です。
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Maison de la Lozère
1 bis&4 rue Hautefeuille Paris 75006
日・月休
火〜金 12:00-14:30, 19:30-22:00

メトロの最寄駅は、4番線のSaint Michel(サンミッシェル)。
サンミッシェル広場から、セーヌ川を背にして右手裏側のほうの細い道沿いです。
by essayez-vous | 2016-12-29 15:48 | | Comments(0)

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by 料理研究家 藤山朗子